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身体所有感

  • OS13-7
    公募発表
    小鷹 研理 (名古屋市立大学)
    佐藤 優太郎 (名古屋市立大学)
    齋藤 五大 (東北大学)
    本稿では、ダブルタッチによって生じる新たな自己接触錯覚について報告する。従来のラバーハンド錯覚パラダイムが、自分自身の手への触覚刺激を心理的に「遮蔽」することにより、ラバーハンドへの触覚刺激に「置換」されるものであるとすると、ダブルタッチ錯覚は、自分自身の手への触覚刺激を心理的に遮蔽せず、ラバーハンドへの触覚刺激と「接合」される点に特徴がある。予備的な心理実験により、ダブルタッチ錯覚における錯覚の様態を示唆する結果を得た。
  • P1-27
    松室 美紀 (立命館大学)
    本研究では,身体のメンタルモデルの変更を促進する手がかりを検討した.MRにて,腕の位置を変更した映像を提示しつつ単純動作を繰り返し行わせた.この試行を通し,何も見えない状態で,指を同じ高さに合わせる課題の時に,両腕を同時に動かす・同じ高さに動かす,の2種類の有無を操作した.結果,両手がかりのない試行を含む,全試行を通して身体の動きが変化した.つまり,これら2つの手がかりが,身体のメンタルモデルの変更を促進するものでないことが示唆された.