キーワード索引

ACT-R

  • OS05-2
    公募発表
    長島 一真 (静岡大学)
    森田 純哉 (静岡大学)
    竹内 勇剛 (静岡大学)
    Marrによれば個々の認知モデルは複数の水準からなる階層に位置づけられる.同一の対象に対して,複数の階層のモデルを統合することで,対象の総合的な理解が導かれる.そこで本研究では,好奇心を対象とした複数の階層のモデルを比較検討する研究を行った.下層の実装水準のモデルとして深層強化学習,中層のアルゴリズム水準のモデルとしてACT-Rモデルを選択した.その結果,これらのモデル間で整合する特徴が現れた.
  • P2-048
    松室 美紀 (立命館大学)
    本研究では,ACT-RとUnityを接続することにより,3次元空間における課題のシミュレーションを容易に実行できる3D-AGIの開発を目指す.特に,様々な方向を向いて課題を遂行することを想定し,Unityから視野内の情報の送信,ACT-Rからのモデルの状態やコマンドの送信を,短い周期で定期的にやり取りできる環境を構築した.この環境を用い,頭を動かさないとターゲットを見つけることのできない探索課題をACT-Rモデルに遂行させた.
  • P2-059A
    下條 志厳 (立命館大学人間科学研究科)
    林 勇吾 (立命館大学総合心理学部)
    本研究では,ワーキングメモリと共感性がそれぞれ協同学習におけるテキストの知識利用と関連するのか検討する.方法としては,実験室実験とコンピュータシミュレーションを用いる.実験室実験の結果,ワーキングメモリとは関連があることが分かったが,共感性とは関連がないことが分かった.シミュレーションでは,同様の結果であったが,共感性に関しては極端な値をとると知識利用がうまくいかないことが分かった.