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徳倫理

  • P-1-65A
    山縣 芽生 (同志社大学)
    高橋 英之 (大阪大学/国際電気通信基礎技術研究所)
    宮下 敬宏 (国際電気通信基礎技術研究所)
    本研究では,「他者とわかり合う」上で,従来注目されていた個体間の類似性ではなく,お互いがわかり合おうとするプロセスに注目した新しい実験課題を開発した.この課題は,2名の実験参加者が,表現者と観測者に分かれ,それぞれの相互作用によって,合意を得ることを目指すものである.本稿では,この課題を行ってた1事例を報告し,従来の類似性に注目したアプローチとは異なる「他者とわかり合う」プロセスに注目した新たな実験パラダイムの可能性について議論する.