キーワード索引

生物性知覚

  • O-6-3
    日髙 昇平 (北陸先端科学技術大学院大学)
    人は運動からそれを生成する系の生物性などを知覚できる。しかし、どのような運動がそうした生物性知覚と関連するのか未解明な点が多い。本研究では、生物性や意図性等の運動知覚を検討する枠組みとして、相互作用する2 点運動を生成するベクトル自己回帰(VAR)モデルを提案する。VARモデルの主要な統計量の一つであるグレンジャー因果を統制した時系列を生成する方法を開発するため、本稿では 4 変量 VARモデルの数理を解析した。
  • P-3-52
    鳥居 拓馬 (東京電機大学)
    浅井 千弦 (東京電機大学)
    人間が幾何学図形のうごきから意図・計画の変化を検出できるかを心理学実験により明らかにする.被験者はひとつの幾何学図形の平面的なうごきを動画で提示される.主役の図形のうごきの印象に関して「ぎこちなさ」など4項目に7段階評価で回答した.意図変化ありの動画では,意図変化なしの動画に比べて「ぎこちなさ」の評価が有意に高かった.人間がうごきのみからでも意図の変化を検出できることを示唆する.